2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

★紅い服の少女/第二章 真実

台湾の大ヒットホラー映画『紅い服の少女/第二章 真実』を観る。 またしても、山の魔物“魔神仔(モーシンナア)”によって少女が行方不明となり、それを取り返そうとする過程で「紅い服の少女」をめぐる真相が明らかになっていく……というストーリーだが、「…

★紅い服の少女/第一章 神隠し

台湾の大ヒットホラー映画『紅い服の少女/第一章 神隠し』を観る。 老女が行方不明となったと思ったら、唐突に戻ってきて別の老女に向かって「ごめんなさい、あなたの名前を言ってしまったの」と謝る。すると、今度はその老女が行方不明になってしまう。そ…

★Mr.Boo!ミスター・ブー

ホイ三兄弟主演の『Mr.Boo!ミスター・ブー(半斤八両)』を観る。 マイケル・ホイの探偵事務所に、失業したサミュエル・ホイが雇ってくれとやってきて、助手のリッキー・ホイと3人で繰り広げるドタバタを描いたもの。ストーリーはあってなきがごとし。浮気調…

★嵐を呼ぶ男

『嵐を呼ぶ男』1957年 監督:井上梅次、主演:石原裕次郎、北原三枝 日活がらみの本を2冊ほど読んで、有名だけれど未見だった本作に手を出してみた。裕次郎がドラムを叩きながら歌うシーンは有名で、そこだけはいろいろなところで繰り返し目にしていたので、…

★ギターを持った渡り鳥

『ギターを持った渡り鳥』1959年 監督:齋藤武市、主演:小林旭、浅丘ルリ子 裕次郎の映画が一人勝ちしていた日活に新しく登場してきた人気シリーズの1作目。 ギター1本かかえて北海道函館に流れてきた若者が、土地の利権を巡るいざこざに巻きこまれ、最後は…

★クラム・ラーマン『ロスト・アイデンティティ』ハーパーBOOKS

クラム・ラーマン『ロスト・アイデンティティ』ハーパーBOOKSを読了。 週に一度だけとはいえ、モスクに通っているムスリムでありながら、麻薬の売人でもあるロンドンの若者ジェイ。そんな彼にMI5が目をつける。イスラム過激派によるテロを未然に防ぐため、過…

★少林寺 無敵の鉄線拳(鉄線功夫拳)

ルイス・ファン主演の中国クンフー映画『少林寺 無敵の鉄線拳(鉄線功夫拳)』を観る。 幼なじみを守るために少林寺で修業を積んで洪家拳をマスターした梁坤(ルイス・ファン)。だが、故郷に戻った梁坤と幼なじみの兄妹に対する、土地の大物・胡家の息子に…

★小沼勝『わが人生 わが日活ロマンポルノ』国書刊行会

小沼勝『わが人生 わが日活ロマンポルノ』国書刊行会を読了。 先日読んだ『スクリプターはストリッパーではありません』の流れで手を出した一冊。そもそもは、国書刊行会の50周年記念冊子で面白そうと思って買った本なのだが。 実は、自分は小沼勝監督の映画…

★フェルディナント・フォン・シーラッハ『犯罪』創元推理文庫

フェルディナント・フォン・シーラッハ『犯罪』創元推理文庫を読了。 実に奇妙な味わいの短篇が11本収録されている。いずれも、「犯罪」を題材にした作品でありながら、人間というものの不可思議さ、奥深さを乾いたタッチで描いている。どの作品も、犯罪の経…

★Partners in Crime

フィリピン映画『Partners in Crime(2022年)』を観る。 監督はフィリピントップクラスのヒットメーカー、キャシー・ガルシア・モリーナ、主演は超人気パーソナリティのヴァイス・ガンダと新鋭イヴァナ・アラウィ。 みんなをハッピーにすることだったらどん…

★ジュラシック・ワールド

「ジュラシック・パーク」シリーズの第4弾『ジュラシック・ワールド』を観る。 「ジュラシック・パーク」の惨劇から22年。かつて惨劇の発生した島は、ふたたび恐竜をテーマとした遊園地として開発され、いまや世界中から1日2万人の観光客が訪れる一大観光施…

★ジュラシックパークIII

いまさらだけれど、未見だった『ジュラシックパークIII』を観る。なんと2001年の作品。もう22年も前の作品だとは。ほんのちょっと前の作品ぐらいに思っていたのになあ。ちなみに第1作の『ジュラシック・パーク』は1993年の作品。CGで恐竜を動かすということ…

★濡れた欲情 特出し21人

今日読み終えた『スクリプターはストリッパーではありません』の中で、著者の人生を変えたとまで書かれている『濡れた欲情 特出し21人』を観る。神代辰巳監督の作品で、やたらと映画ファンの評価の高い映画なのだけれど、自分にはまったく向いていなかった。…

★白鳥あかね『スクリプターはストリッパーではありません』国書刊行会

白鳥あかね『スクリプターはストリッパーではありません』国書刊行会を読了。 書名を見ても、どういう内容の本なのか、まったくピンと来ていなかったのだけれど、国書刊行会50周年記念で配布された小冊子で「面白そう!」と思って入手したもの。 スクリプタ…

★エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス

『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』を観てきた。 正直、よくまあ、ここまで下品でグッチョングッチョンしている映画がアカデミー賞を獲ったもんだとビックリする。アカデミー賞を獲ったからには、もっとスマートな仕上がりの映画なのか…