★濡れた欲情 特出し21人

 今日読み終えた『スクリプターはストリッパーではありません』の中で、著者の人生を変えたとまで書かれている『濡れた欲情 特出し21人』を観る。神代辰巳監督の作品で、やたらと映画ファンの評価の高い映画なのだけれど、自分にはまったく向いていなかった。どこが面白いのか、まるで分からない。この映画のどこが優れているのか、まるっきり分からない。これはもう、自分には向いていなかったと思うしかない。
 自分はもっと、理路整然としたストーリーのある映画じゃないとダメなのだろう。最後の方で、本筋に絡んでいるとは思えない派手な刃状沙汰が登場してきたりして、「はて、これはどういう必要があって挿入されたエピソードなのだろうか?」などと思ってしまう。