ニック・ノルティ&エディ・マーフィ主演のアクション映画『48時間』を観る。
脱走した凶悪犯のギャンズによって同僚の刑事を殺されたサンフランシスコ市警の刑事、ジャック(ニック・ノルティ)は、犯人のかつての仲間で服役中のレジー(エディ・マーフィ)を48時間という期限付きで仮釈放させ、捜査に協力させる。ギャンズの狙いは、かつて賭博場から盗んでレジーが隠した50万ドルだった。それを守るためにもジャックに協力するレジーだったが、この二人はなにかとぶつかり合ってしまう。だが、ギャンズを追ううちに、次第に互いを認め合うようになるのだった。
実に久しぶりに観たのだけれど、細かい部分はきれいさっぱり忘れていたし、場面によっては記憶していたのとぜんぜん違っていたのにはビックリ。自分の記憶力の曖昧さに呆れかえる。ヘタすると、『ビバリーヒルズ・コップ』と記憶がごっちゃになっていたりして、本当に情けない。
それはそれとして、やっぱりウォルター・ヒル監督の映画はいい。ニック・ノルティもエディ・マーフィも実にかっこいいのだ。ニック・ノルティが両手でがっちり銃を握りしめ、エディ・マーフィが片手で軽々と銃を構えるあたりの対比もお見事。さりげないところで、ふたりのキャラクターが表現されている。
ちなみに、アメリカのポスターだとニック・ノルティとエディ・マーフィが同等に扱われているのだけれど、日本のポスターではニック・ノルティだけが大きく描かれている。この時点で、日本ではほとんどエディ・マーフィが知られていなかったせいなのだろうか。
さて、こうなると次はやっぱり『48時間 PART2 帰って来たふたり』を観ないといけないな。こちらは、さらに内容を覚えていないのだけれど。