【子どもと観る香港映画その1】プロジェクトA

私には8才と5才のふたりの孫がいる。2人とも男の子だ。
最近、この2人が遊びに来たときに、香港映画を見せたりしている。
布教活動というか、英才教育というか。
その光景などをレポートしてみよう。

その1本目として選んだのがジャッキー・チェン主演の『プロジェクトA』だ。
「映画を観るよ」などと声をかけたりせず、子どもたちがレゴで遊んでいる時に黙ってビデオを再生してみた。
すると、最初のうちはさほど興味がなさそうだったのに、いつの間にかふたりして大興奮して画面に見入ってしまう。酒場での乱闘シーンでは、キャーキャー言って大喜びだ。
「痛そうだね」「いまのも痛そうだね」と、痛そうな場面がたいそう気に入った様子。
そして、25メートルの時計塔からの落下シーンでは「これ、本当に落ちてるの?」「何度も落ちてるよ」と驚愕。
ふっふっふ、完全にこちらの思うつぼだ。
クライマックスでは、押さえつけた海賊の親分に3人してボディアタックしたシーンがなぜかツボだったようで、ここでも大喜び。

ちなみに、孫1号には、サモ・ハンの存在がいちばんお気に召したようで、やたらとサモ・ハンのアクションで喜んでいた。

というわけで、小さな男の子に見せるには『プロジェクトA』が鉄板だということが証明されたのでした。