『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 運命』を観る。
前作で過去を変えて恋人の日向を死の運命から救った武道だったが、またしても何者かの仕組んだ事故で日向が死んでしまう。過去を変えても、運命は変えられないのか。だが、過去を変え、日向を救うために、またしても武道は過去へと飛ぶ。
そこでは、マイキーたちの率いる東京卍會が対立する芭流覇羅(バルハラ)との決戦を控え、敵対する組織にいたキサキを仲間に引き入れていた。だが、そのキサキがそもそもの原因だと知っている武道は、なんとかしてキサキを組織に入れないようにとマイキーに訴えるが、そのために東京卍會を離れた芭流覇羅に移った場地を連れ戻すという条件をつけられるのだった。
相変わらずタイムリープに関する整合性はとれておらず、未来の武道が入り込んだことで過去の武道の記憶はどういうことになってしまうのだろうかとか、いろいろとムズムズしてしまうのだけれど、やはりそこに触れてはいけないのだろう。
で、そこをスルーした上で本作がどうだったかというと、なにぶんにも「血のハロウィン編」の前編に過ぎないので、なんともいえない。本来なら、この前編にもそれなりに盛り上がるシーンを入れるべきなのだけれど、後編のための設定を組み立てるだけで終わってしまっているのはちと残念。いずれにしても、後編まで観て1本の映画ということなのだろう。