2026-01-01から1年間の記事一覧
U-NEXTで『プロジェクト・ヘイル・メアリー』を観る。 太陽系に進入してきたアストロファージという太陽のエネルギーを吸収する微生物によって、地球は壊滅的な寒冷化に襲われる運命にあった。ところが、くじら座タウ星だけは、そのアストロファージに襲われ…
豊田有恒『日本SFアニメ創世記』TBSブリタニカを読了。 サブタイトルが「虫プロ、そしてTBS漫画ルーム」。先日読んだ真崎守の『私の手塚治虫1』が面白かったので、もう少し虫プロに関する本が読んでみたくなって図書館で借りてきたもの。 日本のテレビア…
Netflixでアメリカのホラー映画『アビゲイル』を観る。 お互いの正体を知らずにかき集められた犯罪者たち。身代金目当てで富豪の娘、アビゲイルを誘拐するのだが、なぜか少女を連れ込んだ郊外の豪邸に閉じ込められてしまう。そして、その館の中で血まみれの…
香港・中国合作映画『香港、華麗なるオフィス・ライフ』を観る。 シルビア・チャンが制作・脚本・主演、ジョニー・トゥが監督、そして共演がチョウ・ユンファで、音楽が羅大佑(ルオ・ダーヨウ)とくれば、期待しない方がどうかしている。だけど、これがみご…
韓国ドラマ「アンダーカバーハイスクール」全12話を見終える。 ある名門私立高校に隠された高宗皇帝から奪われた8,000億ウォンの金塊。それを見つけて国家に返還するために、国家情報院のチョン・ヘソン(ソ・ガンジュン)は高校生として学園に潜入することに…
真崎守『私の手塚治虫1』真崎守プロジェクトを読了。 先日読んだ『すくりぶるの季節』の続篇。虫プロダクションの採用合格通知をもらうまでが『すくりぶるの季節』で、この『私の手塚治虫1』では虫プロ入社直後のあれこれをかなり赤裸々に描いている。 い…
C・J・ボックス『黄昏の銃声』創元推理文庫を読了。 約1.5キロの超長距離射撃によって、トウェルブ・スリープ郡判事ヒューイットの妻が瀕死の重傷を負う。ヒューイット判事を狙った射撃によるものと推測され、激怒した判事はありとあらゆる法執行官を呼び…
シェー・ミャオ主演のアクション映画『東北警察故事』を観る。 山東省浜州で警察官をしている李紅旗(シェー・ミャオ)。春節の休暇をとった紅旗は、恋人の桃子(グー・ジン)とともに、彼女の故郷である淞北市を訪れる。そこで、彼女の実家に挨拶に行くのだ…
古龍『多情剣客無情剣』角川書店を読了。 行き当たりばったりとしか思えない展開で、ひたすらあとからあとから奇妙奇天烈な武術の達人が登場しては消えていくの繰り返しで、「おいおい、ずっとこの調子が続くのか? それだったらかなり辛いぞ」と思っていた…
真崎守『すくりぶるの季節』真崎守プロジェクトを読了。 真崎守の高校時代から虫プロダクションの採用合格通知をもらうまでの自伝。近年になって発掘された「本人による未発表の自伝的回想録」を、真崎守研究家の最中義裕氏を中心とする真崎守プロジェクトが…
シェー・ミャオ主演の中国映画『ゾンビタイガー 狂虎襲来』を観る。 舞台は明の時代の中国。皇帝直属の秘密警察・錦衣衛のリウチョンは、叛逆者の汚名を着せられたヤン一族の皆殺しを命じられるのだが、我慢しきれずにヤン家の娘ホアンを救い出し、弟リウピ…
韓国ドラマ「鉄槌教師」全10話を一気に見終えてしまった。 荒れた教育現場を正すために創設された政府機関「教権保護局」。軍の特殊部隊出身の監視官ナ・ファジンらが、教育現場に乗り込んでいって、さまざまな問題を解決していく。 描かれている問題という…
とうとう馬伯庸原作のドラマ「長安二十四時」全48話を見終えてしまった。 いやあ、面白かった。 唐の時代。人々が集まりにぎわう上元節(旧暦正月の15日)。長安に大量の爆発物が持ち込まれ、爆破テロが計画されていることが発覚する。長安の治安を守る靖安…
氷室冴子『北里マドンナ』集英社コバルト文庫を読了。 顔だけが取り柄で八方美人の高校生、北里。まわりからは要領よくそつなく生きていると見なされ、自分でもそれを認めているのだけれど、そのことに対していろいろとコンプレックスを持っていた。中学以来…
R・L・スティヴンソン『バラントレイ卿』雄鶏社を読了。 スコットランドの名家・ダリスディア家。そこには、年老いた当主のダリスディア卿、ありあまる才能を持ちながらも悪魔的な性格をも備えた長男のジェームズ、凡庸ながらも誠実な人柄の次男のヘンリ、…
ニコラス・ツェー主演の香港アクション映画『カスタムズ・フロントライン 奪還(海關戰線)』を観る。 香港税関に勤務するチョウ(ニコラス・ツェー)らは、香港を経由する大規模な武器密輸事件に遭遇する。チョウはタイから派遣されてきた捜査員・インとと…
ジャッキー・チェン主演のポリスアクション『シャドウズ・エッジ(捕風追影)』を観る。 舞台は監視カメラとAIによる監視網が発達したマカオ。警察は正体不明のサイバー技術を駆使した犯罪集団に翻弄されていた。そこで呼び戻されたのが、伝説の刑事・黄徳忠…
嵯峨景子『氷室冴子とその時代』小鳥遊書房を読了。 かつて、氷室冴子の小説を片端から読んでいた。『クララ白書』『アグネス白書』『雑居時代』『少女小説家は死なない!』『なぎさボーイ』『多恵子ガール』などなど。ただし、『なんと素敵にジャパネスク』…
シェー・ミャオ(謝苗)主演の武侠映画『盲剣楼 無明の執行人(目中無人2)』を観る。 盲目の賞金稼ぎ、チェン(シェー・ミャオ)。あるとき、無残に弟を殺され復讐を誓う少女シャオユウ(ヤン・エンヨウ)と出会う。復讐のために腕のたつチェンにつきまとう…
スティーヴン・キング『夜がはじまるとき』文春文庫を読了。 「N」「魔性の猫」「ニューヨーク・タイムズを特別割引価格で」「聾唖者」「アヤーナ」「どんづまりの窮地」の6作を収録。 冒頭の「N」がクトゥルー神話の世界をキングが描いているということで…
中国のアクションドラマ「異人之下 セカンドラウンド(異人之下之決戦!碧游村)」全13話を見終える。 「どこでも配達社」陸南区主任・廖忠の遺体が発見される。死因は生きている毒物。まるで植物のような毒物が、成長しながら遺体を食い破るような死に様だ…
スコット・スミス『ルインズ 廃墟の奥へ(上下)』扶桑社ミステリーを読了。 メキシコのカンクンに遊びに来ていたアメリカ人の若い2組のカップル、ジェフとエイミー、エリックとステイシー。彼らは、そこで知り合ったドイツ人旅行者マティアスから、弟が遺跡…
U-NEXTにてシャー・ルク・カーン主演のインド映画『ラジュー出世する』を観る。 ビッグになる夢を抱いて大都会ボンベイにやってきた建築学を学んだ若者ラジュー(シャー・ルク・カーン)。当てにしていた知人が夜逃げでいなくなっていたのだけれど、下町の人…
塩田時敏『こんなに楽しく面白い世界のファンタスティック映画祭』近代映画社SCREEN新書を読了。 世界のファンタスティック映画祭といわれて咄嗟に思いつくのはアヴォリアッツであり、シッチェスだったりするのだけれど、実は名前を知っているだけでどういう…
下村明『黒帯三国志』東京文藝社を読了。 時は昭和12年。主人公は九州の若き柔道家、小関昌彦。正風館の師範、天路正純のもとで修業を続けた彼は、九州でめきめきと名を上げ、次代の木村、豊後の軽爆(軽爆撃機)、荒法師、あるいは黒帯公子と呼ばれていた。…
「異人之下 アウトサイダーズ」全27話を見終えた。 異人と呼ばれる異能を持つ人類の集団が、普通の人間の中に紛れ込んで、人知れず暮らしていた。大学生の張楚嵐は、祖父から異人としての訓練を施されていたが、異人間の争いに巻き込まれることのないように…
中国映画『フライング・ギロチン(血滴子)』を観る。 清王朝第5代皇帝の雍正帝によって作り上げられた皇帝直属の暗殺集団「血滴子」。乾隆帝の世になっても、皇帝のための汚れ仕事をこなしてきた血滴子であったが、西洋から銃火器が入ってくると、血滴子は…
スティーヴン・キング『夕暮れをすぎて』文春文庫を読了。 久しぶりにスティーヴン・キングの小説を読んで、「やっぱりスティーヴン・キングはすげえなあ」と思ってしまう。なんだろう、このリーダビリティの高さは。饒舌であるのに、ぜんぜんそれがうっとう…
ゾラン・ジヴコヴィチ『作家・幽霊作家』盛林堂ミステリアス文庫を読了。 1998年に書かれた短篇「作家」と、2009年に書かれた中編「幽霊作家」の2編を収録。ちなみに、「作家」のサブタイトルは「書くことの暗闇についての、章区切りのないとても短い長編小…
香港映画『倉田保昭の大追跡(大追踪)』を観る。 1974年の作品で、邦題に「倉田保昭の」とついてはいるが、倉田保昭が主人公というわけではない。それどころか、仲間2人とともに刑務所を脱獄して逃げる途中、彼らに親切を施した老人を殺害し、その孫娘を3人…