競技かるたを題材とした広瀬すず主演の青春スポコン映画『ちはやふる 下の句』『ちはやふる 結び』を続けて観る。
「上の句」の前半こそ観ていて気恥ずかしい思いをさせられたが、「下の句」「結び」あたりは団体競技を題材にした青春ドラマとして、充分に楽しませてくれた。恋愛やら敗北やら挫折やら悩みやら、この手のドラマの定番のストーリー展開とはいえ、競技かるたという題材の物珍しさもあって、なかなかの仕上がりといえよう。
広瀬すず、野村周平あたりはまあまあこんなもんかなという感じではあるのだけれど、新田真剣佑がなかなかかっこいい。ちなみに、「下の句」ではまだ芸名は「真剣佑」なのだけれど、本作で演じた綿谷新という役名から名前をもらって、「結び」では「新田真剣佑」と芸名を変えている。また、賀来賢人とか松岡茉優あたりも雰囲気を出していていいねえ。
このあたりの映画は、ふだん観ることはほとんどないのだけれど、たまに観るとなかなか新鮮で楽しい。