ホラー映画『バーバリアン』を観る。
仕事の面接を受けるためにデトロイトにやってきたテスは、宿泊のために予約した民家に到着するが、そこにはすでにキースという男性が滞在していた。なんと、ダブルブッキングされていたのだった。外は大雨で、しかも他の宿泊施設も見つからず、やむなくテスもその家に泊まることにする。だが、その家には恐ろしい秘密が隠されていたのだった。
まったく知らなかった作品なのだけれど、適当に検索して見つけたこの映画を観たところ、めちゃくちゃのめりこんで観てしまった。特にその家の地下へと降りていってからの展開はまったく予測不可能で、いったい何が起きるのかとドキドキさせられた。そして、そこで出会った恐るべき存在の造形に度胆をぬかれてしまった。これから観る人のためにその正体を説明することができないのだけれど、いままでこのパターンのクリーチャーには遭遇したことがないので、本当にビックリしてしまった。
監督・脚本はザック・クレッガー。なぜその町が荒廃してしまったのかなど、いくつかの謎を敢えて説明しないところに脚本のうまさを感じさせる。なかなか才能のある人物と思われる。
主演のジョージナ・キャンベルも、なかなか魅力的な女優さんだった。